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ニュースリリース

2006年10月19日

エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社が提供するICカード(eLWISE)内 生体認証用共通プラットフォームを利用するアプリケーションに当社のFSS®製品が採用されました

エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社は、同社が提供する多目的ICカード「eLWISE」と生体認証システム(マッチオン方式)を融合した、生体認証用共通プラットフォームを開発いたします。(販売時期は平成19年1月予定)

この度、この共通プラットフォームが利用できるPCアプリケーションソフトの一つとして当社のFSS®が採用されました。当社は、この共通プラットフォームでFSS®基本パッケージが稼動するよう移植する予定であります。(生体認証を利用しない場合は、既にFSS®で当カードを利用することが可能です)

※登録された生体情報をeLWISE内部に保存し、カード内に搭載されたプロセッサ上で照合処理を行います。この方式は、生体情報が外部に出ないため非常に高いセキュリティを保つと同時に、厳密な本人認証が可能です。さらに、利用者からすると、簡易な操作だけで済む利便性も兼ね備えています。

本システムの特長

パスワードの漏洩を防止

ICカード+パスワードを認証方法にしている場合、利用者がパスワードを付箋に書く、或いは知人にカードを渡して、パスワードを口頭で伝える等運用上のセキュリティリスクがありました。しかし、生体認証は本人以外で認証することは物理的に不可能であり、今まで介在していた見えないリスクも減らせます。

生体情報のシステム管理が不要に 利用者の不安も解消

生体情報をシステム管理する場合には、非常に厳重なシステムが必要です。しかし、マッチオンカード方式の場合、耐タンパー性を持つICカード内に生体情報が格納されます。その為、システム管理の必然性がなくなると同時に、自分の生体情報を他人に管理されることを不安に思う利用者にも安心してご利用いただけます。

お客様環境を生かして導入可能

eLWISEは1MBの大容量メモリを持つので、複数の生体認証アルゴリズムを搭載することが可能です。また、共通プラットフォームは各種情報漏洩対策アプリケーションとの互換性を最大限に保つよう設計されていますので、お客様の既存環境を生かして、短時間で容易に導入していただくことも可能です。

以上

  • ※FSSは、株式会社ローレルインテリジェントシステムズの登録商標です。
  • ※この他、記載の社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。

※記載された製品の仕様・機能・サービス内容などは発表当時のものです。予告なく変更させていただく場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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